仕様と根拠
かぎ括弧の基本
文化庁の「公用文作成の考え方」Ⅰ-5(1)ウは、公用文で用いる括弧は丸括弧とかぎ括弧「」を基本とし、「」の中に更に「」を用いる場合もそのまま重ねるとしています(例 「「異字同訓」の漢字の使い分け例」)。解説・広報等では、「」の中で二重かぎ括弧『』を使うこともあるとされます。
対応の調べ方
文章を先頭から読み、開き(「・『)を積み、閉じ(」・』)が来たら直前の開きと同じ種類か調べます。種類が違い、もっと外側に対応する開きがある場合は、内側の開きを「閉じられないまま閉じが来た」入れ子の乱れとして示します。対応する開きが全くない閉じは余分な閉じ、最後まで残った開きは閉じ忘れです。
『』の使われ方
『』が「」の外側で使われている場合は、書名などに使われる正しい用法のこともあるため、誤りとはせず、基本の用法ではない旨だけを情報として知らせます。対応した組の数と、入れ子の最大の深さも示します。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| 文化庁「公用文作成の考え方」(令和 4 年 1 月 7 日) | 2026年10月29日 | Ⅰ-5(1)ウ(括弧は丸括弧とかぎ括弧が基本・入れ子はそのまま重ねる・解説・広報等では「」の中で『』を使うこともある) |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- 対象は「」と『』だけです。丸括弧は別の道具、英文の引用符("" や “”)は文化庁の資料に規則がないため扱いません。
- 符号の対応だけを調べ、引用の内容が正しいか、引用の範囲が適切かは判定しません。
- 会話文が複数の段落にまたがり、段落の途中で閉じない書き方(小説の表記など)は、閉じ忘れとして指摘します。
- 修正した文章は作りません。位置を見て元の文章を直してください。
ご利用にあたって
- 入力した文章はブラウザの中だけで処理し、サーバーへは送信しません。ただし、コピーやダウンロードした結果の扱いにはご注意ください。
- 小説や台本など、独自の引用の書き方をしている文章では、基本の用法でない旨の指摘が出ることがあります。